登山靴
高校2年の一月に買ったように記憶している。
一緒にデメゾンのクランポン、ロングスバッツ、好日山荘のオリジナルK2遠征隊モデルのヤッケ・オーバーパンツを買った。高2の春休みに雪山に行くつもりだったからだ。当時の(今もかな?)高校生は積雪期の登山には連盟発で規制があった。もちろん憲法違反である(笑)。なので、趣旨は尊重するけど絶対守らなきゃいけないとは全然思っていなかった。絶対守らなきゃという山岳部員というのも考え物なんじゃないかと思う。
この靴はノルディカのバックスキンで袋ベロの重登山靴でクライミング向きである。ドロミテのマジョールかガリビエールのスーパーガイドを買うつもりだったが、足に合うのと、大幅割引でこれを購入した。アイゼンバンドを強く締めても足が圧迫されない程甲の革は堅い。それでいて縦走で靴ズレを作ったこともない。足に合うのが一番である。
当時は、保温性のない靴に靴下を重ね履きして積雪期も登山していたんである。なので、少し大きめである。血流確保の意味もある。
三十年も前の靴だが、もっと軽い他の靴を履くことが多かったのときちんとメンテナンスしてあるのでコンディションは良い。これがオールレザーの靴の良い点だろう。
足に合わせる為にこのところ履いて箕面の山を歩いている。まぁ、軽登山靴がダメになってしまったからでもある。
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