夏山行 7/28~7/30 白馬岳 7/29 二日目
未明から小雨。
私は、5時頃からテント内でお湯を沸かし、朝食。
7時出発の予定だったので、それに合わせて撤収を開始する。
しかし、仲間は爆睡モードの模様。まあ、今日は行動時間に余裕があるので良いだろう。
7時過ぎに、山岳部だと天幕の外から蹴りを入れて、起こすところなのだが、穏やかにお声かけさせていただきました。
・超高速撤収で8時出発。私以外は、朝食は行動食となる。
小雨のぱらつく強風、レインスーツを着ての歩行。
気温が低いこと、強風であることで、雨が止んでも、レインスーツを着たままでの行動。暑いも蒸れもないというコンデション。良いウェアがなければ、体温ロスでヤバイ事になる状況だろう。夏山でもこういう天気は珍しくないので注意が必要。体温ロスでうごけなくなれば遭難だ。
小蓮華を越えると、北アルプスらしい従走路に突入。なかなか感動的な風景。しかし、強風で体重の重い私でさえ、風にあおられてよろめくことが何度もあった。
・12時半白馬岳 登頂成功。
お父さんと二人で高山植物の写真を取りに来たという女の子と一緒に記念写真。
テント泊とのこと。この子も偉いけどお父さん偉い。
13時頃から1時間ほど白馬山荘でまったり。高所とは思えないレストランで、食事。
メニュー値段は、高いとは全然思えない価格。スキー場の食堂の値段と変わらない。味もばっちり。
日本最高高度にあるモンベルショップを冷やかす。(靴も売っている。値段は下界と同じ。素晴らしい。着替えが足りなくてもここで補給可能だ。助かった登山者も多いだろう)
14時頃、下って村営宿舎のテン場で設営開始。
強風で設営に非常に苦労する。テントのフライが岩に擦れて傷んでしまった。帰ったらリペアをしなければならない。どうせなら洒落た模様になるようにリペアにしたいものだ。
夕刻、ブロッケン発生。(日没時のブロッケンは初体験だ)
強風のために、食事は各自の天幕内とする。
風はだんだん弱まってきて、就寝時には気にならないレベルになり、深夜には無風状態に近くなる時もあった。
夜間は、2900弱の高所でもあり、快晴になったこともありかなり冷え込む。寝袋は少し軽量のものなのだが、フリースパンツ、ダウンセーター着用で気持ちよく眠れた。
明日は、一気に1500mほど下ることになる。いよいよ最終日。道も良くはない。気合を入れなおして行こう。
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