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2008/11/23

芦生 再訪 2日目

11/12

 出発は、7時半の予定だったので、まだ薄暗いが6時に起きて、朝飯を作り、食う。といっても夕べのアルファ米にお湯とお茶漬けの素を入れるだけ。
 ミニラーメンも作る。シリアルにホットミルクをかけて食べる、なかなかいける。抹茶ミルクを作って飲む。
 他のメンバーはまだ寝ているようだ。これで予定通りに出発できるかどうかは疑問だが、まあ時間の余裕はたっぷりあるので良いだろう。

 身体が暖まったので、外へ出て、霜が降りて凍り付いているフライを外し、傍の看板に掛ける。トイレに行き、洗顔。みんなも起きて来る。ここで、出発は8時半に延期することにして伝達。

 Hさんが、ハムチーズホットサンドを作って振舞ってくれた。大変美味しい。チタン製のホットサンドメーカーとのことだが、食材も余分に持ってきてくれたわけで結構荷物になったはず多謝。

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8時半 長治谷作業所出発

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落葉が多くて道が埋まっている。

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ここから上谷に入る。長治谷から少し行くと林道は終わる。薄暗いので手ぶれ写真になった。インパクトを少なくするために、木道があるところは、滑りやすくても木道を歩こう。

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すぐに野田畑湿原。湿原には立ち入らない事。既に結構乾燥化しているように見受けられる。

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丸木橋は走って渡れ!(今西錦司先生の言葉だったか? それとも西堀栄三郎先生だったか? どちらにしても芦生には縁のある先生方)
丸木橋も渡渉も途切れない動きとリズムがコツ。

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栃?  かなり大きい。 

 上谷のトレールを歩く人は多いはずだが、この時期落ち葉が降り続くのでトレールが隠される。前日に芦生山の家のガイドツアーで10人ほど入ったはずだが、トレールは不明瞭なので驚く。要所で地図とコンパスを使用し、頻繁にコンパスを見ていくことにする。今日のコースは見所満載なので、ゆっくり行動する。キノコを沢山見たが、明らかにナメコと思われるものも生えていた。でも京大演習林内の物は一切採取禁止。

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9時50分 枡上谷出合

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小さな渡渉を繰り返す。浅いので問題はない。但し、スリップ注意。

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昔熊が冬眠していたという話の洞。有名。まあもう熊が使うことはないだろう。

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10時8分 モンドリ谷出合

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10時26分 この染み出しで川は終わり。

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振り返ると、杉尾峠への最後の登り。最高点もうすぐそこ。

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10時半 杉尾峠着

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杉尾峠から西方向を観る

杉尾峠からのトレールは林道へ降りる。林道から櫃倉谷へトレールは下降する。
地図では、トレールは峠から降りてきて林道と直交して、そのまま谷へ下降するように見えるのだが、実際はそうではないので注意。

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峠から降りてきて林道に出たら左方向へ100m弱進むと、降り口の道標。
5万分の1の地図なので、昭文社さんも2ミリずらして表記してもらいたいものだ。
丁度下から上がって来た人が見えたので分かったが、そうでなければ、左右200mづつ位は探すところだった。

10時50分 林道から櫃倉谷へ下降開始。
ここから沢床まで、高度差で50mほど激下り。傾斜は60度程度と思われる。落ち葉、木の根などで極めて滑りやすいので注意。

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この滝で落差4m程度

櫃倉谷は大変美しい。人の気配が少な目。(上谷は、人気があり、芦生山の家の林道をマイクロバスで送迎してくれるガイドツアーがあるので人の気配が濃厚。)

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沢歩きとなるので、道迷いはないと思うが、トレールは不明瞭でルートファインディングは必要となる。渡渉を頻繁に繰り返すことになるが、渡渉点は随時の判断となる。幸い水量が少なかったので楽だったが、水量が増せば、難易度は相応に上がるのは間違いない。滑りやすいので注意が必要。初心者コースではないのは間違いない。

12時50分 坂谷出合


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林道に出て、橋の上から降りてきた方向を観る。

14時半 京大演習林事務所入口着

駐車場でワーワー言っていると、奥様連れのアウディA3に乗る下山して来られた熟年の紳士に話しかけられた。お二人はトロッコ道を往復ディハイクだったということで、我々のコースの状況をお尋ねになった。非常に丁寧な言葉遣いの方でこれぞ紳士という感じの方だった。実は、立派な身形をして、高価な車に乗っていても、言葉遣いも知らない人は多くて結構あきれる場合が多いのだが、今回はまったく異なる方だった。我々もこう生きたいものだと一同で話す。

いやいや良い所でありました。
季節を変えて、コースを変えて何度でも来たい気持ちになった。
今回のメンバーは、やはり結構健脚。休憩を入れて、コースタイムより早い。2日目はやや時間がかかっているが、写真を沢山撮ったり、休憩も多めに入れているので結構早いペースである。

今回の教訓
・地図に磁北線を引いていなかった。
・バーナーのガスがギリギリでヤバかった。小さいボンベは、今の食事パターンなら三日分ってことが判明。
・行動食をもち過ぎていた。30%減らして良かった。
・フリーズドライの牛丼は今ひとつだった。
・サラミとコンデンスミルクを忘れてしまった。
・靴のインソールをもう少しショック吸収要素の高いものにした方が良いかも。足裏のダメージが強めだった。
・靴紐をもう少し強く締めるべきだった。
・激下りのダメージが大きかった。もっと下り用の筋肉のトレーニング必要。強化には歩荷訓練が必要かも。私は、翌日と翌々日に筋肉痛が出た。他のメンバーは平気だったらしい。まあ年齢にして20歳近く違うので致し方ない。
・ミニラーメンは使える。業務スーパーで88円
・フルーツグラノラ(シリアル)はいける。今回コンデンスミルクを忘れたので、コーヒー用の粉末ミルクをお湯で溶かしたものをかけたが、いけた。朝食に熱いシリアルは結構良い。
・今回はヒルもダニも見当たらず。

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芦生 再訪 1日目

 先月も芦生を歩きに行ったけども、集中豪雨の可能性も示唆される天気予報だったので、当初のコース計画(須後ー内杉谷ー下谷ー長治谷作業所幕営ー上谷ー櫃倉谷ー横山峠ー須後)を変更して、トロッコ道の往復ディハイクとしました。今回、前回予定コースを歩くべく、前回と同じ顔ぶれで再訪しました。

11/11 
阪急箕面駅に8時集合。即出発。快調にドライブ。
10時半 美山道の駅着 トイレ、昼飯など購入、帰りに寄って買うお土産なども物色。
11時 公民館横駐車場着 昼食

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11時半 須後 京大演習林事務所入口 スタート 林道を歩く。林道は舗装されている。出発が遅めなので、ややハイペースで歩くが、諸氏の馬鹿話は止まないので、無理のないペースだと思われる。みなさん結構強い。

気温は15度程度
私の服装は、
・上
パタゴニア キャプリン3ジップネック
休憩時には、パタゴニア フーディニ を羽織る。

・下
パタゴニア キャプリン2ボトム
パタゴニア シンプルガイドパンツ

これで、ちょうど良い。バックパックに密着する背中は、汗濡れする。休憩の度にパックタオルでキャプリン3に溜まった汗を拭き取る。

途中、芦生山の家が出しているガイドツアーのマイクロバスに抜かされる。おば様風の方々あが10名ほど乗っておられた様だ。このツアーは、林道を長治谷作業所までバスで送ってくれて、上谷をハイク、杉尾峠南西下の林道にバスが迎えに来てくれるという上谷だけ歩くもの。これについての意見は色々ある。長治谷作業所までは、須後から約12キロ、コースタイムで約4時間の林道歩き(最後の1時間少々以外は登り)、杉尾峠からの下山もほぼ同様の距離林道歩き(降り)なので、日帰りとすると1日で8時間約30キロの歩行となり、かなりハードそれなりにハードルは高いのである。我々は1泊2日行動である。

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林道から見える斜面もかなり綺麗。

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15時 長治谷作業所着 
 整備された幕営地がある。きちんとしたトイレ小屋があり個室が2室ある。但し、テン場には鹿の糞が多いので要チェック。テント設営スペースの清掃も必要かも。

 早速に、テント設営開始、例によって私のテントが一番最初に立つ。テントの構造もありますが、慣れってことです。

 テントが設営できたら、ザックを中に入れ、中身を出して、配置。サーマレストを広げて放置(自動膨張を待つ)。寝袋を広げる。これでいつでも寝ることが可能。

 水場が不明瞭。少し探す。幕営地の裏(西側)の林の中に、コンクリートの受水槽があり、その下部のパイプから水が出ているのを発見。まあこれでしょ。まあ最悪沢に行って汲んでも良しでしょう。

 お茶を飲んだり、ボケッとしたりして過ごす。Yちゃんがコーヒーをドリップしてくれた。非常に美味い。山でドリップは贅沢なことです。

 薄暗くなり始めたので、晩飯作りに入る。みなさんアルファ米ベースのクイックなメニュー。

 私は...
・アルファ米(尾西の2食分のやつ、半分は翌朝用に残す。熱いお茶漬けにする予定)
・フリーズドライの牛丼
・ミニラーメン(チキンラーメンのパチ物、普通サイズの1/4なのでスープ代わり)
・ソーセージ
・煎茶

 食べ終わったら、片づけをして、明日の朝食のセットをしておく。朝は起きたら寝たままお湯を沸かして、すぐに朝飯を作って食べるのが私のやり方。まあこれで身体が温まり頭もはっきりするわけ。

 夕食を食べて身体が暖まっているうちに、足をアルコールで拭き、身体を拭き、着替える。今回の寝袋は夏用なので、着こんで寝る前提。

・上
パタゴニア ウール3クリューネック
パタゴニア キャプリン3ジップネック
フェザー産業 ダウンセーター

・下
パタゴニア キャプリン2ボトム
パタゴニア シンプルガイドパンツ
ユニクロ パイロットパンツ(薄く化学繊維綿が入ったキルティングパンツ)

・スリーピングバッグ
ジャックウルフスキン ワンキロバッグ(化繊綿、総重量1キロの夏用)

やんなきゃなんないことは完了。テントに入って、寝袋に入り、みんなで雑談。20時頃就寝。
 結構冷えてきて(20時頃で7度位)、夏用寝袋では少々寒い。震えるほどではないが不快。とか言いつつもそこそこ眠る。ただ寒さに刺激されてだと思うが、妙な夢は一杯観た感じ。(最低気温は4度位)

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2008/11/19

スポーク交換

17日の日に、仕事に行こうってんで、自転車に乗って、家から50mほど走った時に、「ピーン」という音がして、振動も感じました。
「ありゃ?」
すぐにピーンときました。
スポークが折れたにちがいありません。自転車を止めてチェックすると、後輪の1本が、ハブとの接点で折れてました。
すぐに自転車を押して家まで帰って、着替えてバスに乗って、とりあえず仕事には行きました。

今日、時間があったので、近所の「サイクルあさひ」に出かけて、スポークを買ってきました。1本折れるということは、他にも劣化している可能性は高いので、この後あちこち折れてくる可能性があるので、5本買いました。ニップル込みで1本52円。

早速家に帰って、交換なんですが、まあ実は結構邪魔臭いんです。
ニップル回しとか、タイヤレバーとかは持っているので工具の問題はないんですけどね。
まず厄介なのが一本だけスポークをハブに通して、リムのニップルに差し込むってこと。
スポークをしならせるというか軽く曲げなければ絶対にできません。
スムースなカーブになるように曲げて、まあなんとか辻褄を合わせて取り付けできました。曲げたスポークはニップルを締めて引っ張りテンションかければまっすぐに戻ります。

実は、元のと同じ太さのが無くて、1段太めのスポークを取り付けてます。一本だけ異なると歪が出て、他のが折れ易くなるかもしれません。まあどうなるか、様子見るしかありません。本当は、けっこう古いホイールなので全部一気に張り替えるべきだとは思うんですけども。

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