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2010/05/31

西穂高岳登山 2010年5月29日~30日 その1 計画・装備

 さて忘れないうちに記録を残しておきたいと思う。

 今シーズン積雪期登山に復帰したいと思って、いろいろ考えていた。もちろんいきなり厳冬期というのではなく、残雪期からと思っていた。
 4月の上旬かGW前に、アプローチの良い中央アルプス木曽駒・宝剣か、北アルプス西穂高独標を日帰りでという心積もりだった。しかし、種々の要因で心積もりしていた時期に行くことができなくなり、見送っていた。この5月末にスケジュールを空けるべく、段取りした。
 そうなると行き先であるが、いろいろ調べると、木曽駒・宝剣はレベルに疑問のある登山者が増えて、事故が多発している為、相当強力に登山指導が行われているらしい。事故が多発して地元に多大の迷惑をかけることがあったのだろうし、事故多発で有名になるとイメージも悪くなる。地元の方々のお考え、ご苦労には頭が下がるものがあるが、山は基本的に自己リスクで登るものであるし、あんまり強力に指導は受けたくは無い。まあそれで西穂にしようと決めたのだが、ルートは雪解けが進み既に岩・氷・雪のミックスルートではなくなっている。いささか残念であるが、致し方ない。であれば西穂独標までというのも物足りない感がある。日帰りではなく、西穂山荘のテン場ベースに1泊で西穂高岳までとすることにした。なお今回ソロである。ソロでビッグマウンテンは、20数年ぶりだと思う。

●概略計画は
5/29 5:00 自宅を車で出発  新穂高第2ロープウェイ駐車場11:00着
   12:00 ロープウェイ上部 西穂高口駅を出発。登山開始
   14:00 西穂山荘着 幕営

5/30 6:00 西穂山荘発  7:30 独標着  10:00 西穂高岳着
   10:30 西穂高岳発  12:30 西穂山荘着 テント撤収
   13:30 西穂山荘発  15:00 ロープウェイ上部駅
というようなつもりであった。ほぼコースタイムで計画し、それに休憩時間などを入れただけで特に芸はない。土日なので、高速道路が安い。これは全くありがたいことである。もちろん土日に設定した大きな理由である。大阪から遠距離ゆえに非常に大きな節約になるわけだ。

●主要な装備

ベースレイヤー   
TOP    Patagonia CAP3 ZIP NECK
BOTTOM    Patagonia Men's Active Boxer Briefs
          Patagonia CAP3 BOTTOM
靴下    Smart Wool ハイキングクリュー ヘビー

ミドルレイヤー   
TOP    Patagonia R2 VEST
BOTTOM    Patagonia Simple Guide Pants

ソフトシェル   
TOP    Patagonia Houdini Full-Zip JKT

ハードシェル   
TOP    Patagonia Rain Shadow JKT
BOTTOM    Patagonia Rain Shadow Pants

防寒着    Patagonia Down Sweater
    Patagonia Nano Puff Pullover
    Patagonia Micro Puff Pants

グローブ Patagonia WIND Proof Glove
     フリースグローブ

頭部   
    Patagonia Bucket Hat
    Patagonia LW Bienie
    Patagonia Sun Mask
    REI ネックゲーター

靴         NORDICA 皮製重登山靴
ゲーター  ノースフェイス ロングスパッツ

ギア       
    バックパック    MILLET ORAN
    ピッケル    CAMP 
    クランポン    ブラックダイアモンド 12本爪 セラック クリップ
    ヘッドトーチ    Petzl TIKA2
    ハンドトーチ    コールマン

    細引き    3mm 5m

    サングラス 度付きサングラス ニコン

    カメラ    富士 デジカメ + デジカメ 防水カバー
    携帯電話

    ナビ関係 コンパス SILVA NO.3R
        地図 & マップケース
        温度計

    バーナー・クッカー
        プリムス
        アルミコッフェル 1
        シェラカップ 2
        高所用ガス 110サイズ

    水筒    プラティパス 2L + 保温カバー
        ナルゲン 400cc
        ステンレスサーモス 360cc

食料    行動食    インスタントコーヒー、紅茶など
     サプリメント
    ザバス エナジーアップタブ 30粒
        アミノバイタル アサヒマルチビタミン+アミノ+ミネラル
        塩飴

    救急セット パドラー用セット

テント ウォーラス アーチライバル(ソロ 3シーズン) 
    スペースブランケット(テントの下に引く)

寝袋  ジャックウルフスキン 夏用(防寒着を総て着て寝る+足先と膝に使い捨てカイロ)
※今回夏用寝袋を使ったのは、防寒着との組み合わせのフィールドテストという趣旨。夜半過ぎから氷点下になり結果的には少々寒かった。あと二度最低気温が高ければ不快感は無かったと思う。今回の気温ではやはり3シーズンは必要。なお、足先のカイロは大変効果的。ナルゲンやプラティパスにお湯を入れてユタンポにするのもありだろう。

食料含め総てパッキングして、計ってみると17キロ強。水2.5リッター持つと登り始めは20キロということになる。私の装備は、古いので最新のものと比べると、重量・嵩ともに大きめ。テント、寝袋、クッカー、バーナー、マットなどを更新すれば、3キロは軽くできるだろう。かかる費用は8万円位かな(~_~;)

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西穂高岳登山 2010年5月29日~30日 その2 5/29 自宅出発~西穂高口駅

さて実際の行動だが...

自宅発は予定通り、途中も順調そのもの。今回エコノミーランも強く心がけた走行である。

高鷲エリアを走行していると、前方に残雪の山並みが遠望できた。 
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飛騨清見で高速を降り、そのまま中部縦貫道の無料区間で高山へ。
平湯へ入り、平湯観光案内所で「奥飛騨の達人」(クーポンブック 100円)を購入(奥飛騨温泉郷の観光案内所で購入できる。加盟している旅館でも買える)。このクーポンで新穂高第2ロープウェイの往復料金2,700円が2,400円になる。いきなり200円のお得なのだが、新穂高、平湯、福地のエリアで色々特典、割引がある。これは絶対買いである。
平湯から新穂高までは、車で30分もかからない。

第2ロープウェイ駐車場に 10:15着。(この駐車場は冬季クローズ、GWからオープン)
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用意をしていると、隣に家族4人の車が着いた。どうやら日帰り登山の様子。実は、クーポン券は、5人まで有効なので、一緒に乗りますか? とお声かけをしたところ是非ということでご一緒することになった。なお、駐車料金はロープウェイ切符売り場で自己申告で支払う。

11:15発のロープウェイに乗る。
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今日はガス多目。まあまあ良い天気

ロープウェイ上部 西穂高口駅着 屋上から景色を見る
西穂山荘が見えている。
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明日行く 稜線が見えている。雪はほとんどない。
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西穂高岳登山 2010年5月29日~30日 その3 5/29 西穂高口駅から入山~西穂山荘

ロープウェイ西穂高口駅4階の食堂の奥の出口で登山届けを出し、行動開始 11:45出発
ロープウェイ周辺の園地の歩道から、西穂山荘への登山道の取り付きは分かり難い。道案内は出ていない。観光客が不用意に足を踏み入れない配慮らしい。西穂山荘の方向へ進んでいくと入って行ける様になっている。

出だしはこんな感じ
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荷物はこんな感じだ。
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30分ほど歩いて、一旦コルに下りはじめる手前で休憩してクランポンを履くことにする。
クランポンを履き終わって、カメラをゴリラポッドに取り付けてセルフで撮影。ゴリラポッドを木の枝に取り付けて撮影したので、傾いてしまった。
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13:25 西穂山荘 着
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受付して、早速テント設営 テント場は雪上である。北西風(飛騨側から吹き上げるのが通常の風向)を考慮して、小屋に近い位置に設営。
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テントの出入り口のまん前には霞沢岳がばっちり見える。
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霞沢岳
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山荘前で霞沢岳をバックに記念撮影
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夕方山荘の西側からガスの切れた傘ヶ岳が見えた。
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さて、今日はあと飯食って、寝るだけ。楽な1日だ。

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西穂高岳登山 2010年5月29日~30日 その4 5/30 西穂山荘~西穂独標

6:00 西穂山荘出発

少し登って、丸山あたりで抜群に綺麗なので写真撮影

白山
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傘ヶ岳に繋がる稜線 反時計回りに
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これから独標へ向かう道
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右から独標(標柱が立っているのが分かる)~ピラミッドピーク~西穂高
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独標(標柱が立っている)
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7:22 独標到着
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独標からピラミッドピークへの道 
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独標からは、写真手前を一旦クライムダウンで急降下して、このラインへよじ登りなおす。この急降下が試金石になる。ここが恐くて躊躇するなら、ここから先へは行かないのが良 い。積雪期だと懸垂下降する可能性が高い下りだ。ロープを使って確保システムを構築するロッククライミングの方が、このコースより安全だ。滑ったり、躓い たり、転んだり、よろめいたりしても大事故になる可能性が高い。落石を引き起こしたら他人の命を取ることになる可能性も高い。

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西穂高岳登山 2010年5月29日~30日 その5 5/30 西穂独標~西穂高岳~西穂山荘~下山 脱水・ハンガーノック

ピラミッドピークから独標の眺め(上高地、大正池が綺麗に見えている)
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独標からピラミッドピークへは最初に険しい場所を下降するのだが、その箇所の様子が良く分かると思う。人影が見える小ピーク(独標)から傾斜70度~80 度位の岩場を真っ直ぐに降りる。その後、瘠せた岩稜上を手前へ進んで来る。積雪期には、向かって右手の飛騨側から左手へ大きな雪庇が出る。

焼岳、さらにその先に乗鞍
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富士山も見えた
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独標 7:40 出発

8:20 ピラミッドピーク着  

ピラミッドピークにて 後に西穂高岳(頂上の標柱がかすかに分かる)
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ピラミッドピーク 8:40 出発

西穂高岳頂上直下の残雪。
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この雪の横を直上して、雪の上をトラバースする。夏道のルートを示す丸印のペイントが画像で見えるが、ここから向かって左へ傾斜60度位の残雪上をトラ バースする。数mのことではある。ここのためだけにピッケルを持ってきたが、トラバースの雪は柔らかく、踏み跡もはっきりしている。気温が高いので雪も柔 らかくキックステップで十分通過できる。しかし、気温が低ければアイスバーン。昼間ならピッケルはもう無くても平気。もちろん、それでもここで滑ればあの 世まで滑っていくことになる。雪はこの下へ岩場とミックスで数百m続いている。滑落すれば止まらないだろう。ピッケルがあっても滑落停止は相当に難しい。 滑ったらダメなポイント

西穂高岳 10:00 着
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槍!
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頂上で、サーモスのお湯で紅茶2杯。(360cc)
カルビーのフルーツグラノーラ1つ
私の後に到着したご夫婦がくれたリンゴ一切れ
アミノバイタル、塩飴、水200cc

西穂高岳 10:25出発

西穂下の鎖場(高度感を感じてもらえるだろうか)
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途中、短く休みつつドンドン下って
11:25 ピラミッドピーク
11:45 独標

独標から下が水切れ、シャリバテ症状も出始める。天気の良い日なので、やっぱり5時間強の行動で760ccの携帯では少ない。1.5リッターは持つべきだった。難場歩きでテンション高くつい休まず、行動食をあまり食べなかったのが良くなかった。

12:40 西穂山荘 着
かなり疲れていたので、コーラを買って飲み、サプリを飲み、飴などを食べ、しばし休憩。やや脱水の症状あり。朝5時にトイレに行ったきり、全くトイレに行きたくもならない。水分は全部汗で出たようだ。
その後、テント撤収、パッキングと下山準備にかかる。
ロープウェイの駅まで、コースタイム1時間だが、やや脱水気味なので、500ccのミネラルウォーターを購入。(後から考えると、普通の水を2リッターほど買って、しっかり給水、1時間の行動用に十分持つべきだった。1時間なら水なしでも泣き泣き行けると思っていた)
かなり疲労感あり。

13:45 西穂山荘 出発

かなりキツイ。500ccの水総て消費。

15:00 ロープウェイ西穂高口駅 着 下山届け提出

15:15発のロープウェイで下山。 登山完了

ロープウェイの中でも疲労感激しく、立っているのが辛い。明らかにシャリバテと脱水である。売店で「飛騨豚まん」「コーラ」を摂り、人心地つく。こういうときカフェインは効果ある。一種のドーピングだな。
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16時頃 駐車場に戻り出発。
平湯温泉の「神の湯」(平湯発祥の温泉とのこと)へ向かう。
お湯最高!! ひたすら膝回りをマッサージする。ダメージが一番ひどく出るのが分かっているからだ。何せ鵞足炎だからね。
「神の湯」鄙びた露天温泉の好きな人にはお勧め。もちろん男女別。

17時過ぎ。
温泉から上がってもあまり汗が出ない。依然トイレに行きたくならない。もう12時間行っていない。明らかに脱水で、結構飲んでいるのだがまだ正常値まで戻せてないようだ。途中のスーパーでクリームパンを食べ、飲むヨーグルト、コーラ500cc、緑茶500ccを買い、補給しながら走行し、高速に乗り、20時頃 関SAで食事。フードコーナーで水を何杯もお代わりして飲み、やっとトイレに行く。ここまでで1リッター強水分は摂ったはず、しかし尿量は少ない。結局この後家までトイレに行くことは無かった。ただ、車の中で少し汗が出始めたのに気づく。22時20分頃自宅着。

今回車の燃費はよく伸びて、過去最高、リッター12.9キロ走行。満タンで出発して、給油することなく720キロ強を走りきった。満タンで830キロ走れる勘定である。これも達成感ある。

帰宅後、粉をとかしてスポーツドリンクを作って、500ccを少しづつ飲んで寝た。今朝の感じでは平常の状態に戻った様である。給水、行動食補給は十分理解していたつもりだったが、今回間違ったのは事実。
西穂高往復の際の水の携帯量を倍にし、西穂山荘に戻った際に、十分な給水と行動食摂取を行えば、良かったと思われる。行動できなくなるというような事には陥らなかったが、今後十分気をつけたい。






悲しい事に、西穂山荘のテント場で隣になり、ご挨拶をして行動予定も私と同じで、実際、独標まで私と 前後して行動されていた方が、行方不明になられました。独標では、カメラを交換して互いに記念写真を撮りました。独標からは私は先行しました。
彼は、私と同じく西穂頂上直下の雪のトラバースを考慮してピッケルを携帯されていました。その用意からして不用意であったとは思いませんし、ルートの状況 の情報収集も行っておられたと思います。したがって、不用意な登山者の事故ではないと思います。それが私であって彼でなかった可能性も十分あるでしょう。
今、非常に複雑な気持ちです。
   
独標から上は、上級者コースとされているのは、良く知られてます。
さらに現在雪解け直後であるので、浮石が多数あり慎重な動きが必要です。
凍り付いて浮石がコンクリートされている時期とは別のリスクがあると理解すべきでしょう。落ちるべきものが落ちきるまでは、夏山時期より更にリスクは高い と言えるでしょう。
   
しっかりしたホールドやスタンスに見える大きな岩が叩いたり蹴とばしてみると、虚ろな音がする(つまり浮いている)状況でした。ガレもずっと崩れやすい。 この状況は想定していたことでした。
私は難場では、叩いたり蹴ったりして確認して体重を預けました。またそっと加重することも大事です。でないとしっかりしてそうな岩がすっぽ抜けて一緒に転 落する可能性もあります。
みなさんご安全に!

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2010/05/30

西穂ナウ

西穂ナウ
到着。本日の目的地です。
後続が2パーティ到着したので、標柱で撮影するのは、これ1枚にしておきます。

結構汗をかきました。携帯した水分は、ナルゲンで水400cc、サーモスお湯350ccと少ないです。多分足りません。とはいえ山荘までで動けなくなることにはならないです。のどがカラカラになるだけ。
頂上で休憩。サーモスのお湯で紅茶を2杯飲んで、カルビーのグラノラバー一つ食べました。ご夫婦連れの奥様がリンゴを一切れ下さいました。ウマーイ。

さて戻ります。

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ピラミッドピークナウ

ピラミッドピークナウ

バックの一番高いのが、西穂高岳。
今日のこのコース一番乗りの模様

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独標ナウ

独標ナウ

本日の予定は
西穂山荘~独標~ピラミッドピーク~西穂高岳 往復
西穂山荘テントベースでのサブザック行動です。
携帯の電波が届くので、リアルタイムにblog更新をしようと思います。
携帯のサブカメラ(画面側のカメラ)で撮影するので、画面周辺で像が崩れますが、まあまあの絵になってますね。

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2010/05/29

西穂山荘にて

西穂山荘にて
西穂山荘ナウ(^_^;)

到着して、テントを設営し終わって、一休みしてます。
画面向かって右側のグレイのテントが我が家。
バックは霞岳

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2010/05/19

古いダウンジャケットのリユース

ミレーの初期のダウンジャケットを持っている。ミレーは元来ザック専門メーカーで、ウェアを出しはじめたのは、1970年代末ころからだと思う。
これは、確か1981年に買ったのだと思う。
ダブルチューブで、外側のチューブがダクロン綿、内側のチューブがダウン。
冬山で使うと、低温なので、ウェアの内部でも零度以下になる。身体から出る水蒸気が、そこで霜になって凍りつく。ダブルチューブにしておけば、凍るのは外側のチューブで起こる。内側のチューブは凍らず濡れずで保温性能は維持される。それがダブルチューブ構造にしている意味である。
流石に30年物となれば、生地が紫外線劣化して、あちこち裂け始めた、修理不能である。一度修理に出したが、リペアのコメントがその様であった、全くその通りだと思う。生地全体に劣化しており、当て布をして補修するベースが頼りにならないのだ。
かなりビリビリきているのでもう使えない。破れているのは写真に写っている場所だけではない。袖も破れているし、他の場所も少し力をかければ、すぐに裂ける状況。

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単純に捨てるのはもったいない。思いでもあるしね。
そこで、パタゴニアのギフト用の袋のLサイズに詰め込んでクッションとしてリユースすることにした。

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縦50cm位 横30cm位 立派なクッションになった。
枕にもできるだろう。生地は吸湿速乾素材なので言うことなしである。
これであと軽く20年とかご奉公してくれるのではないだろうか。幾らしたか忘れたけど、かなり高価なものだったのは間違いない。しかし、こうなると全く安い買い物だったと言える。

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2010/05/16

月と金星の接近

月と金星が一度まで接近。日本より西の月没の遅い東南アジアエリアでは、食になるそうだ。

午後8時半頃、細い月が山入端に没するまで、綺麗に見えた。
低空まで雲がなく、印象的で非常に美しい星景が楽しめた。

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下の写真は、箕面の山に月が接しはじめて、樹冠で月が遮られ始めたところ

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2010/05/11

風邪

風邪である。
5月3日あたりから少し怪しい感じで、鼻の奥、喉に違和感が出始めていた。
それは察知したので、ビタミンのオーバードープで抑えこもうとしてました。
じわじわと進行する感じで、ここ3日は喉が痛くなってました。
今日は、喉の痛みは峠を過ぎた感じですが、鼻がムズムズしてます。
しかし、ひつこいね。
ビタミンで抑えられているんだけど、抑えきれてはいないのでした。
抑えた分長くかかるのかも。
ヤレヤレだ。

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2010/05/04

浄水器

阪神淡路大震災の後、非常持ち出しセットを作る際に、ポータブル浄水器を購入した。もちろんトレッキングなどでも使えるもの。浄水レベルは最高クラスのを選んだ。
水場の不便なエリアに行くには必携の品である。

購入先は、REI。まだインターネットの時代ではなかったので、この頃はFAXを使って海外個人輸入をしていた。ブランドによる輸入規制もなくて、良い買い物ができて楽しかった記憶がある。

この浄水器は、家庭用では、シーガル4と言われるものだ。
古い番組だけど、料理の鉄人で使っていた。自宅に据えつけている方も珍しくはないだろう。

フィルターの寿命が来ると、てきめんにポンプが重くなるので、すぐ分かる。
フィルタークリーニングの仕方が説明書に書かれているので、何度かは再生できるようだ。
まー、現場で詰まって困った際に再生を行って、当座を凌ぐということだと思う。

交換フィルターは、1個新品をいつも在庫してある。
またオプションのプレフィルターも取り付けてある。

なお、ナルゲンボトルがぴったり嵌るようにできている。

米国ゼネラルエコロジー社 ファーストニードDX
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【製品仕様】
品番:FN-DX
メーカー:シーガルフォー
直径76mm 高さ112mm
出水量:(水圧2.1kg/cm2) 毎分約0.5~1.0リットル
浄水能力:約100~500リットル
重量:(カートリッジ含む) 約625g
付属品:専用マトリックスポンピング用バック1袋、青色食紅ミニボトル1個

製品コピーは、こんな感じ

【ストラクチャードマトリックスシステム】
●マクロフィルトレーション機能
カートリッジの入り口で、細菌など形のある有害物質をシャットアウト!
水の入り口となるストラクチャードマトリックスの平均直径は、わずか0.1ミクロン。
最大でも0.4ミクロンです。

一般的な研究施設で使われている最細菌採集用のフィルターの穴が 0.45ミクロンです。

細菌や有害な微生物、サビ・カビなどの色や匂いなどの原因粒子、放射性降下物などは、直径0.1ミクロンのストラクチャードマトリックスの穴を通ることができません。

したがって、浄水器内部での細菌繁殖が起こらない。

●分子振り分け吸着機能
通り抜けた水の中には、トリハロメタンや農薬、PCB、塩素などが溶け込んでいる場合があります。
シーガルフォーの中には、溶け込んだ化学物質を、各分子の質量や構造の違いによって振り分けられ、分子吸着室にしっかり吸着されます。
しかし、身体に大切なミネラルや塩分などの天然成分はそのまま通過させるため、水本来の旨みは損ないません。

●イオン吸着機能
半永久的な荷電状態で、吸着した分子を分子吸着室にしっかり吸着
分子吸着室は半永久的な荷電状態を保ち、プラス・マイナスの電気の引き付けによりプラスまたはマイナスに荷電している化学物質の分子をしっかり吸着します。
入り口のマイクロフィルトレーションで取り逃がした極小の粒子やウイルス、コロイド状の分子なども、ここでしっかりキャッチします。

【重力を利用した浄水】
重力を利用したマトリックスポンピングシステムを採用。
万一、目詰まりしたカートリッジでさえも付属の2Lのナイロン製収納袋に浄水したい水を入れ約1時間で2Lの高品質の飲料水を確保することができます。

●緊急災害時は、お風呂の残り湯など浄水し飲料水として確保できます。

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帰省 渋滞回避

帰省と言っても、私の現住所は大阪府箕面市。
実家は兵庫県加古川市。
自動車の走行距離にして、70キロほどであります。しかし、GWの時期は渋滞があります。

そこで、5/2の23時に箕面を出発して加古川へ。
これは、渋滞知らずでしたが、24時前の逆側の上り車線、宝塚トンネルから渋滞してました。
渋滞8キロ。ここは、いつも渋滞する箇所で、普段の休日も夕刻に行楽帰りの車で渋滞します。
しかし、24時ですから。やはりGWと言うべきですが、GWのリターン渋滞が既に始まっているということで、私たちの戻りは、5/3の深夜というか5/4の未明の予定なのですが、少々心配。

加古川には、5/3零時半頃着きました。(中国道は西宮北ICで降りてそこから一般道走行)
着いて、1人住まいの父に挨拶して、即就寝。
5/3は、墓参り、実家の近くに嫁いでいる姉の所へ挨拶に行く。
夕食は、ラーメン鍋。
父は、血色も良く、足が弱っているのですが、冬場よりずっと動きがよくなっていて少し安心。

さて、子供たちをお風呂に入れ、何時に箕面へ向け出発するかです。
23時に道路情報をテレフォンサービスで確認、中国道上り、宝塚西トンネルから15キロの渋滞です。(昨日の倍)しかも、吹田ジャンクションから7キロの渋滞も発生してます。うちは、西宮北ICから池田ICまでの走行ですけど、渋滞の真っ只中ということになります。渋滞通過に1時間はかかります。ならば、もう1時間出発を延ばして、様子を見ることにしました。24時少し前に渋滞情報確認。渋滞は、8キロに減少。実家から西宮北ICまでは1時間くらいかかるので、これは向かっている間に、渋滞はもっと減るだろう、と判断して、出発としました。
さて。午前1時に西宮北IC到着、ここの表示板を見ると、渋滞が15キロに再度伸びてます。吹田からの渋滞も宝塚まで届いてます。しばらく考えましたが、中国道を使わず一般道の176号線で帰ることに決定。176号は通行量非常に少なく、工事もなく、快調に走って、自宅まで40分で帰れました。帰宅して、少し片付けて、午前3時就寝。
今朝は、8時半頃目が覚めました。
今日の夕食は、庭でBBQの予定。これから買出しに行かねばなりません。
5/5は、特に予定をいれず、のんびりすごすつもり。
まあ、箕面の山へ散策くらい行っても良いかな。

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2010/05/03

満開

Photo
日岡山公園の藤が満開です。香りもすばらしい。

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2010/05/02

ブラックダイアモンド クランポン セラック クリップ

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セミワンタッチ

いやいや、グリベルにしようか相当迷いました。
やはり決め手は、ステンレスで錆びないってところ。それと値段もグリベルより少し安い。
前モデル(セーバーツース)より、かなり軽量化したところも惹かれました。

私の古い山靴ノルディカにぴったりハマりました。この古い靴は、底がかなり堅いのでクランポンを使うのにストレスはありません。
ワンタッチにしようか大分迷いましたが、靴を変えたときも適合範囲はセミワンタッチの方が広いと思って決めました。というのは、冬靴は近々欲しいなぁと思ってたりするからです。
シンプルな昔ながらの重登山靴では、残雪期ならまあいけますが、寒い時期はやっぱり足が冷たいです。厚い靴下を履いてもそう効果はありません。やはり靴自体に断熱性がないといけませんね。(昔は、それで行くのは結構常識だったんですけど、今から考えると結構ヤバイことでしたね。)

昔使っていたクランポンは、ラプラドのデメゾンモデルでした。
(ルネ・デメゾンさん 昨年亡くなりました。)
Photo
(実物は、手元にないので古いチラシからのスキャン)
クロモリではなく、合金(アルミやジュラ系ではない)で鋼のものより軽いけど、岩場で歯が磨耗するのはそれほど激しくなく十分硬かった。写真で分かるように調節する部分が2箇所で靴に微妙に合わせることができた。これはかなり良かった。昔のことですので、ベルトで留めてました。当時サレワがワンタッチを出した同時期ですけど、先端すぎてついていけなかったです。またサレワからアイゼンをワンタッチ化するケーブルバインディングシステムも出ていましたが、それを購入してアイゼンベルトをやめるということにも踏み切れなかったですね。まさか一本締めは流石に使わなかったです。
雪が着き難くなるように、透明塗料で塗装して、その上に自動車用のワックスを塗って使ってました。かなり効果はありました。
このクランポンは、研ぎなおして後輩にあげてしまいました。

しかし、今回靴にフィッティングしていて思いましたが、ワンタッチじゃなくセミワンタッチでも履くのは、相当手間いらずですね。手袋してクランポン着けるのはベルトだと結構手間なんですけど。これならサクサクいけそうです。

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イタチ

たった今、庭にイタチが居るのを発見。写真は撮れなかった。残念!  以前にも数回見ているし、薪に暫定的にブルーシートをかけていたときそこで楽しそうに遊んでいたのと同じ個体だろう。ただこんな真昼間に見るのは初めて

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2010/05/01

ブラックダイアモンド ATC ガイド

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あとから出た類似品と比べると、少し大きくて重いのですが、値段はその分安い。
ラッペリングにもエイトカンじゃなくて、これを使うつもりなので、大きい方が良いとも思ってます。ガイドにしたのは、より制動力の強い側で使えば、細いロープでも安心して対応できるかな、と思ってのことですが、実際やってみなきゃ分からないですね。まあセカンドをビレーする時、自動ロックするのは便利だとも思います。ロック解除に使う細いスリングも買いました。

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