学生の就職の大手指向
昨日、「朝ズバ」 で学生の就職の大手指向について、批難する調子の報道(?)をしていた。みのもんたがいつものごとく頓珍漢なコメントをしていた。
彼らは中小企業によくあることについて良くわかっていない。安定性とか賃金レベル以前の問題を持つ所が多いのだ。
働く上で一番の基礎になる労働法を遵守しないことが普通にあるのだ。ベーシックなルールが守れない所に入りたいと思うかね?
そういう所は、罰則が軽微な法令違反については、全般に軽視する社風(というよりオーナー経営者が)がある。一時が万事なのだ。もっとも大手ですらありえることなのだが。
こういう不安感があるんだ。それは、中小企業に勤める親が一番良く分かっている。中小企業と付き合いのある大手に勤める親も分かっている。だから子供に大手や公務員への就職を勧めるのだ。
公明正大、情報開示が保証されている会社なら小さくても入るはず。
だけど、どの小企業がきちんとしているのか、ってことが分からないわけ。難儀なことだ。
人が採れなくて困っておられる中小企業の経営者の方、こういう点をクリアすれば解決できる
わけですよ。もちろん、そういう動きをとって、さらに一生懸命アピールしていかないといけないわけですけど。
でもね、私、就職情報誌の創刊メンバー(編集制作系)という経験も踏まえて申し上げますが、積極的に動かれている企業の採用広告からは、伝わるものがあるんです。
何故か分かりますか?
広告制作をする制作担当が感心して作るからです。表現を考える人の感動が表現には現れるんです。
いい加減な会社の広告には、どうしたって臭いがするんです。
伝わるんですよ。
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