学校での勉強は役に立つ
ネットでの知人である作家の阿川大樹さんがBLOGに書かれているのですが、仰る通りだと私も思います。
日常生活ではもちろんですが、私は、農学部出身ですが、勤めた会社は生物系でも化学系でも食品系でもなかったですが、会社の仕事でも役に立ちました。
日常生活では、DIYに数学と物理は確実に役に立ちます。というか使わずにはありえない。会社の仕事では、企画系の事が多かったのですが、ここでは数学(統計学)が大変役に立ちました。
ビジネスにおける数学の利用というのは、経営や経済出身者が専門的に習っていることだと思いますが、仕事で作った消費者調査のレポートの計算資料を理解できる人は、ほとんど居なかったのが意外でした。
また、会社の在庫の変化を分析してみたことがあるのですが、そのデータから、受発注サイクルや仕入れ数量のモデル化論理化ができそうな端緒を掴みましたが、上席者に否定されてしまったことがあります。そう難しい事をしなくても良いことなんですけども。まあ、一つのセクションの廃止を示すデータを付けていたのが原因かもしれないと今になって思います。持って行き方を上手くやるべきでした。修行が足りません。
最近有名なコンサルタントのレポートとシステム改善の企画書を読みましたが、ベースはかつて、私が考えたボツになった事と同じ様な話であり、そんなに難しいテクニックも使っていませんでした。
基本の統計処理だけを使うって感じです。複雑な処理を行うと、設定したモデルと実状が乖離してきた際に、専門家以外ではポイントを見つけ難くなりますから、極めて実際に合わせた判断をこのコンサルタントはしていると感じました。その点でも優れた先生だと思います。
私は生物化学の実験系でしたので、日常的に統計処理を行う経験をしています。実体験として学んだわけです。当然身に付きますし、多様性のある現象データを統計的に見ようとする姿勢もできたと思います。
学校で勉強したことも実体験ないしある種の感動を持って学べたことは、考え方の姿勢の変化に結びつき、身に付いて役にたつ様になるのだろうと思います。
子供にもそのような体験を持たせたいと思っています。
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